プロローグ②

2024年8月のある日。

ショックだった…

確かに自信が太っていることはわかっていたけど、こんなに太ってたっけな…

受け入れることができない目の前の現実に戸惑う。
しかし、その中には戸惑いの気持ちだけではなく別の気持ちがあった。

「まぁ、そりゃそうか。俺もう”140キロ”ですらないんだもんな…」

名前は翔平、
誰よりも食べることが大好きな自称体重140キロの男

なんで自称かって?

私が持っていた体重計は150キロくらいまでしか測れないので、ある日体重計に乗って測ることが出来なくなった日から私の体重は140キロになったのだ。

?????

画面の前の皆さんは今上記のような感想をもっているたろう。

うるせー!!!

俺はもう140キロを超えた時点で現実を見るのが怖くなって、体重が測れなくなった時から「これは現実じゃない」と自分に言い聞かせてるんだよ!!!

だから誰がなんと言おうと、私は体重140キロ!!!

Q・E・D!!!



とまぁ、現実逃避をしていたこともあり、気づけば私の体重は、

160キロ!!!

となっていたのだ。

けど、別にそんなの140キロですって押し通せば大丈夫っしょ?
と、謎の自信があった。

しかし現実は、あまりにも悲しい、誰からも、そして私自身も望まない「翔平の160キロ」という現実がそこにあったのだ。

つづく

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